包茎や早漏、インポ等の泌尿器の悩みを解決!「泌尿器の悩み相談室」

●●●早漏の悩み●●●

◆早漏の要因

 早漏の定義はと言うと、以下の3つの条件が重なっていることを言うそうです。

・膣内での射精までの時間が2分以内
・射精のタイミングが自分の意思でコントロールできない
・本人及び性交相手が精神的に不満や苦痛を感じる

 しかし一般的には、膣内での射精までの時間が短かったり、女性を満足させる前に男性だけが射精してしまうと、早漏と言われてしまうのが実状です。ちなみに、ある出版社が実施したアンケート調査では、女性が男性に希望する膣内での射精までの時間の平均は、約16分程度だったという結果が出ているようです。


  早漏になる要因ですが、これには主に肉体的・身体的な要因と、心理的・精神的な要因の二種類があり、それによって対処方法も変わってきます。
 まず、肉体的・身体的な要因による早漏ですが、前立腺や尿道が慢性的に炎症を起こしている場合や、包茎の人なら刺激への耐性の低さなどがあげられます。
 心理的・精神的な要因による早漏ですが、トラウマやコンプレックス、あるいは性経験の浅さなどからくる場合が多いと言われています。
 まずは自身の早漏の要因がなんであるかをよく考えてみてください。早漏を改善するためには、まずは要因を知るということが大切です。


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◆早漏の改善

肉体的・身体的な要因

 前立腺炎や尿道炎などの病気が原因である早漏の場合は、肛門科や泌尿器科等で、その原因となる病気を治療してもらうことにより早漏が改善されることが多いです。
 経験が浅く、亀頭が刺激に対して敏感な場合には、マスターベーションによる訓練が有効です。マスターベーションをする際に、途中で一時中断し、萎えたらまた再開し、また途中で一時中断し・・・といった過程を繰り返すと良いでしょう。スタート&ストップ法と呼ばれ、多くの方が訓練に使っています。
 雑誌などでは薬で射精を遅らせる方法などがよく紹介されていますが、副作用の心配もあるため、できるだけ使用しない方が良いでしょう。同様に、ペニスの感覚を麻痺させることで快感に耐え、早漏を防ぐというスプレーなどの薬品もありますが、安易な使用は控えたほうが良いでしょう。
 ほかには、その場しのぎの手段となってしまいますが、厚手のコンドームを着用するのも効果的です。


心理的・精神的な要因

 心理的・精神的な要因による早漏の多くは、自身が早漏ではないかという不安から来るケースです。まずは自分自身に自信を持つことからはじめましょう。
 もし、トラウマやコンプレックスからくる早漏の原因に心当たりがあれば、病院やカウンセリングなどに行って相談し、その不安要素を取り除くのが一番効果的です。心理的な不安を取り除けば、ある程度の性経験を積み重ねるうちに、少しずつ改善されていくと思います。